使いやすい脇役を目指して
ハイキング、旅、泊まりがけの出張にも、荷物をスタッフサックに入れて行動します。そのとき未使用の着替えが入っている袋に、着用済みのものを一緒に入れたくないという思いがありました。でもスタッフサックを二つ持っていくのは無駄が多い。
そこで「一つの袋に2種類のものを分けて入れられる」スタッフサックをデザインしました。出し入れしやすく、中身が見やすい。そしてパッキングが容易。そんなスタッフサックが、PARTITION SACK / パーティションサックです。
可変する「間仕切り」
PARTITION SACKの荷室中央には、曖昧な「間仕切り/ パーティション」が設計されています。
それを左右に動かすことによって、一荷室になったり、二荷室に可変させることができます。間仕切りにはマチがついているので、一荷室にしたときも、側面の布にピッタリとくっつきますので、総容量は変わることはありません。
例えば食料をパッキングするとしましょう。
調理して食べる食料、山行中の予備の行動食。食べるシチュエーションが違えど、同じ「食料」であることには変わりません。
また、二泊三日分のウェアをパッキングするとしましょう。
だんだん分かれてくる未着用のウェアと着用済みのウェア。コンディションが変われど、同じ「ウェア」であることには変わりません。
新しいウェア、着用済みのウェアを一緒に入れたくない。でも、2つのスタッフサックを持っていくのはちょっと無駄に感じてしまう。
PARTITION SACKは、そういった「同じような種類だけど、しっかり分けておきたい」ものたちを、仕切りながら、同じスタッフサックに入れておけます。
同じ種類のものを、同じスタッフサックに分けて入れることができるので、パッキングがシンプルになり、ザックの中を掻き回さなくてもスムースに取り出すことができます。
中身が見やすい横長形状
一般的なスタッフサックは、縦長の形状のものが多く底に入っているものに取り出しにくさを感じることが多いですが、PARTITION SACKは、横長で口が大きく開く設計なので、開けた時に中の荷物が一目瞭然です。
また、2つの荷室があるにも関わらず、取り出し口が一つなのも、中身の見やすさに一役買っています。クッカーと食料など、同時に使うものを入れておけば、スマートに取り出せるので、テン場で色々な荷物を広げる必要がありません。
角のないフォルム
PARTITION SACKは丸みを帯びた形状も特徴の一つ。底面に一番摩耗する角がないので、生地が痛みにくく、また、縫製箇所も最小限に抑えたので、ライトウェイトの生地の耐久性向上に一役買っています。
製品仕様
開閉
コードロックパーツを使用しているので、ワンアクションでしっかり開け閉めできます。
素材
使用している生地は20dのリップストップシルナイロン。
防水性・耐久性に優れており、滑りやすい生地のためスルッとパッキングすることができます。
防水生地を使用しているので、ハイク後の温泉の際に濡れたタオルと服を分けるのにも役立ちます。
サイズについて
ULを意識したハイキングではSサイズがおすすめ。
普通の旅行では大は小を兼ねるのでMサイズがおすすめです。
SサイズはORDINARY PACに上向きで入れるのに適したサイズです。
Mサイズは今後リリース予定のテン泊用ザックなどに上向きに入れるのに適したサイズに設計しています。
またLEVEL PLATEを入れる場合Mサイズをお選びください。Sサイズでは小さく、仕切りがうまく可変できなくなります。
SサイズとMサイズ両方のご使用をお考えの方は、ザックの中でパッと見てどちらか分かるようにカラーを別にすることをオススメします。
SPEC
SIZE:S 24cm×15cm×17cm、M 31cm×19cm×21cm
WEIGHT:S 23g、M 29g
MATERIAL:20d Ripstop Sil Nylon
MADE IN JAPAN